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​ストーリー

「フルーツの香るロマンの里」大熊町

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福島県の沿岸部、浜通り地方に位置する大熊町。

およそ11,000人の方が暮らしていたこの町は、キウイと梨が特産品として知られる、果樹産業が盛んな町でした。町のキャッチコピーは「フルーツの香るロマンの里」、町のマスコットキャラクターは、その手にキウイと梨を抱えています。

2011年3月11日に発生した東日本大震災。

大熊町はその翌日から町の全域に避難指示が出され、2019年に町の一部で避難指示が解除されるまで8年の歳月を要しました。事故の発生から13年が経とうとする現在も、原発周辺の地区などは立ち入りが制限される状況にあります。

長期間にわたる避難指示と、事故後の除染作業のため特産の果樹はほぼ全て伐採されてしまったことで、町内の果樹産業は完全にストップしてしまいました。

町内に残る看板

​キウイフルーツの再生に向けて

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事故後初めて町の一部で避難指示が解除された2019年、町内でキウイを再生させるおおくまキウイ再生クラブが結成されました。

地元町民や役場職員、町内で働く方などによって結成された同団体は、2020年より大熊町内の圃場にて小規模なキウイ栽培を開始し、キウイとともに団体も成長しながら活動を続けています。

​弊社役員の原口、阿部も同団体の中心メンバーとして活動してきました。

おおくまキウイ再生クラブ結成時の写真

株式会社ReFruits設立

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おおくまキウイ再生クラブが取り組んできた町の特産品キウイの栽培と、それを通じた関係人口創出をより大規模に、そして持続可能に行い、大熊の果樹産業を本格的に再生させるために、2023年10月に当社を設立しました。

当社としての本格的なキウイ栽培は2024年の2月から始まり、最初の収穫を迎えるのは3年後2026年の予定となります。長い道のりですが、ぜひ長期間に渡ったて末永くお付き合いできましたら幸いです。

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